

受験とお金の話をします。
先日、
大学受験に関する勉強会に行ってきました。
今年、その配られた資料を見て「おっ」と思ったのが、
受験費用、そして、入学後の費用についての指摘が入っていたことです。
今までの大学入試に関する勉強会、セミナーは、
いかに合格させるか、という話だけでしたが、
入学後も含めて生徒の経済的な事情に触れるということがありました。
私が最近、う〜ん、と思っていることに、
放課後等デイサービスやLDセンターなどの月謝が大きくて、
塾に来れるのが週1回とか、講習が取れない、といった相談です。
別に私の塾は黒字なので、それは別にいいんです。
というか、1コマの単価だけでいえば、どの塾も週1回が一番高いんです。
だから、週2回以上の受講のほうが、
1コマのコスパは安いんです。
なんとういか、結局、受験を考えるなら、
塾に来たほうがいいと思うんですよね。
たとえば、単純にですが、
週2回塾のお子さんと、
週1回のお子さんでは、
月に4時間違うわけです。
実際には1時間半くらい個別では見ますので、
一か月の時間の差は6時間の差になります。
1年で72時間。
3年で、200時間ほどの差になります。
これ、どこで埋めるんですか?
週1回で夏期や冬期の講習も受けないなら、
どこでこの差を挽回するんですか?
というか、差は開く一方ですよね?
そして、成績が伸びないから、やっぱりこの子は発達障害だから、
となってしまうことがあります。
発達に不安があるから、とか。
そういう話になりやすい面があります。
そうじゃないんです。
みんな嫌々勉強してるんですよ。
よくできる子、なかなか伸びない子の差はありますが、
それでも勉強する時間を取らないことには伸びるものも伸びません。
デイサービスの方も、
LDセンターの方も、
現場にいる方は一生懸命されていると思いますし、
塾>デイサービス・センター
とも思っていません。
だけど、受験でそれなりに結果を出したいなら、
限りあるお金をどこに使うかは考える必要があります。
私はもっと、
お子さんにかかるお金の話はオープンにされるべきだと思います。
なぜか、みなさん、避けたがります。
だから、私は真正面から特待生の話とかするんですが。
塾よりも、発達障害のケアのために、
デイサービスやLDセンターなどを利用されたい気持ちはわかりますし、
そこで一生懸命働かれている方々も知っています。
でも、けっこう利用するのに費用がかかるんですよね。
聞いたら、デイサービスなどは個別指導の塾の週2回分の1、5倍くらいかかるみたいです。
そりゃあ・・・・
塾に来れませんよね。
だけど、塾に来ている子どもたちは嫌々でも勉強し、
勉強する時間、入試に向けての勉強時間を積み重ねています。
発達障害のお子さんのケアにお金を出しながら、
塾に通うなら月にいくらくらいいりますよっていうのを、
誰も言わないですよね。
もしくは、ここで卒業しましょう。
みたいなことも聞いたことがありません。
塾なら高校受験、大学受験と、必ず「終わり」があるわけです。
福祉といえばいいのかそういうサービスって「終わり」を示しません。
だから、この出費がいつまで続くのかがわからず、
経済的な不安がついてまわってしまう。
受験するなら絶対必要な受験勉強の時間とその費用が後に回される。
そういうことが多くなっているように思うんです。
発達障害と診断されても、
多くのお子さんは一般の受験をされます。
そして、この受験こそ、行く高校や大学こそ、
そのあとの人生に大きく響くわけです。
この部分のお金の話が、まったくされないのは私は不自然だと思うんです。
ない袖は振れぬ、っていう言葉もあるように、
いきなりその家族の経済的な事情が好転するっていうのはあまりないと思います。
だからこそ、こういう話は前もってきちんとしなくてはいけない。
そんな風に思うんです。
限りあるお金をどこにどう使うか。
立ち止まって考える必要があるんじゃないか?
そんな風に思います。
みなさんはどう思われますか??