プロフィール
元教師で、
現在、塾の講師をしているひろあです。
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簡単なひろあの履歴を書いていきます。
京都教育大学卒業
数年、公立、私立で教師をして、
実は１年半ほどフリーターで書店と教員をしていました。
その後、塾業界に転職。
大阪のわりと大変な地域で、
２年目に教室長となり、集客売り上げで３位。
３年目、会社の中で１位となりました。
その中で、成績を上げるだけではなく、
お子さんの進路を、親御さんたちのニーズや経済事情にあわせて提供していく大切さを学びました。
志望校の合格はもちろんですが、
特待生といったご家族の希望などを聞きながら、進学のオプションを取る大切さを学びました。
２０１９年度はは高校受験組、全員、特待生ゲット。
２０２０年度は中学受験組、全員、特待生ゲット。
２０２１年度も多数の特待生を取らせました。
（コロナの影響もあり、全額特待生を取られた方も公立高校へという流れもありました。）
メールサポートサービス【ひろあ塾】６年以上。
【特待生の教科書】を販売して３年になりました。
というような形で、
そのお子さん、そのご家庭の経済状況にあったアドバイスをするということを大切にしながら、
教科指導はもちろん、進路指導に力を入れています。
受験の方法を知らないがために、
高い費用を塾に払い続けたり、高い受験料を払い続ける親子が一組でも減ればいいなという思いのもと、
個人で音声セミナーをつくったり、特待生の教科書というノウハウを提供したりしています。
その活動から、大阪で活動されている【からだメンタルラボ】さんに声をかけていただき、
生まれて初めての講演を２０２１年７月２５日大阪にてさせていただきました。
著書も多数あり、
全国で講演などをされている栗本啓司先生とのご一緒させていただくことができました。
【からだメンタルラボ】さんは、
年数回大阪にて定期的に講演をされています。
栗本啓司先生や護道の廣木道心先生などが講演に招かれています。
ご一緒させていただいた栗本啓司先生は、
花風社さんから複数の書籍を出されており、全国で講演をされながら、ご自身の教室で発達に課題のあるお子さんの身体を見ていらっしゃいます。
そんな凄いところで講演させていただいのは、本当に嬉しい出来事でした。
死ぬほど緊張しましたが（笑）
また、参加していただいた方も１５０名を超えたそうで、
【からだメンタルラボ】さんの講演、参加者数１位となったそうです。
【からだメンタルラボ】さんや栗本啓司先生の活動の土台があってこその結果だったと思いますが、
その場にいれたことをとても嬉しく思います。
講演の感想でも、
お子さんの未来のために選択肢が広がったという声をたくさんいただきました。
受験というのはもちろん、お子さんの勉強する力を高めることが大事です。
けれど、もっと大事なのが昔とは大きく違う入試についての知識を持ち、
今の入試制度に立ち向かっていくことです。
複雑ではありますが、
きちんと向き合えば、中学の成績がオール３くらいでも特待生が取れたりします。
受験の情報を知るだけで、
お子さんの未来が一気に広がることは今の時代あり得ることです。
インターネットの片隅からではありますが、
その情報を発信し続けたいなと考えています。
ひろあの過去
私がはじめて特待生を取らせてお子さんからもらったものです。
必死に、「本命ちゃうからな」と、
当時、中学３年生だったその女の子は私にゴディバのチョコレートをくれました。
その日は、２月１４日。
中学校の卒業まではあと１か月ほどありましたが、
彼女は特待生が決まっており、あとは２月いっぱいで塾の卒塾が決まっていました。
今でも覚えています。
１０年以上たった業務用エアコンのクーラーがボーっと音を立てる面談室で、
その子の親御さんと私は話していました。
「都合の良い話だとはわかっているんですが、この子はほわほわしてるんで、
私立高校に行ってある程度、進路は決めてもらったほうがいいと思うんです。
でも、うちは今、おばあちゃんが悪くなってて、もし、介護とかになったらとても私立では・・・・
でも、この子のいける公立だと不安なんです・・・・」
その子はちょうどオール３という成績でした。
実際は、理科の先生が体育の更衣をのぞいた（その当時はまだ疑いでしたが）ので、
理科の先生を毛嫌いしており、それが態度に出ていたので中学２年生時点で理科は「２」でした。
そこで私は、
「お母さん、特待生を取りませんか？」
と話しました。
私が指しだしたパンフレットは、その子のいるエリアから電車で３０分。
昔のイメージでは、
みんながいきたがらない学校でした。
でも、彼女の成績であれば特待生が取れる。
私はお母さんに、
「彼女が受ける○○テストで▲▲はとってください。」と言いました。
お母さんは、
「それでいいんですか？」
と返されました。
それが取れれば、全額特待生、費用は、海外に行く修学旅行と高校３年の勉強合宿の代金のみ。
つまり、３年間で２０〜２５万円だけ、ということです。
詳細は「特待生の教科書」にも書いています。
その面談の後、
実際に、親子でその学校の説明会に参加れ、とても気に入られたそうです。
学校のほうもその親子のことをとても気に入っていました。
学校の説明会後の個別相談会で、
「このまま頑張ってもらえたら、特待生で特進コースです！」と言ってくれた学校側に対して、
「うちの子なんて特進コースにいれたら、先生たちストレスで倒れるんちゃいますか？」
とお母さんが返して、大爆笑されたそうです。
そういうお母さんだからこそ、学校側もぜひ、ということでした。
そして、彼女はなんとか〇〇テストで頑張ってくれて、特待生の基準をクリアしてくれました。
特待生をクリアしたので、
他の子よりも早く卒塾となりました。
ちょっとさみしそうに見えたのは、
私の驕りかもしれませんが、一緒に頑張ってきたのでそうであってほしいと思っています。
この経験があって、
私はひとつでも上の志望校合格も大事だけれど、
それぞれの家庭にはそれぞれの事情、思いが進路にはある。
特待生も含めて、
可能な限りそういう声をサポートしていけたら。
そんな風に思うようになりました。