今の受験を単純な学力で考えてはいけない

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今の受験を単純な学力で考えてはいけない

お子さんの学力というのは、複合的・多角的にみていきましょう。


これからは、お子さんの努力と親御さんの受験情報が、
受験に大きな影響を与えます。




この記事ではお子さんの学力の話について書きます。




学力っていうとだいたいの方は、テストの点数と結びつけます。



では、ここで問題です。






高校3年生まで5教科オール5の学生と、
オール3、時には2もあるけれど、英検だけは対策していて、
2級まで持っている学生と、どちらが大学に受かりやすいでしょうか?



高校3年生までオール5っていうお子さんが、
もしも、公立高校トップ校であれば、このお子さんのほうが受験では強い。


そう思うかもしれません。


でも、トップ校のお子さんは、
オール5があろうがなかろうが、
だいたいトップレベルの大学を一般受験します。


そうなれば、
トップクラス同士の戦いとなり、大学受験単体で見れば落ちる可能性が高くなります。



しかし、偏差値50以下の公立高校であれば、
オール3なくて、英検2級だけ持っているお子さんのほうが大学に受かりやすいかもしれません。




英検だけで推薦取れる大学を選ぶ可能性が高いからです。




昔は学力といえば、学校の成績でした。
今も半分くらいはそうです。



しかし、時代は変わりました。



学力は複合的なものになりつつあります。



テストの点だけでは測れなくなっています。



学校間格差も現在はきつくなっています。



A中学とB中学のオール3、オール4の意味は違いますし、
A高校とB高校の成績も意味は違います。



太郎君はA高校に入ってしまったからオール3だけれど、
B高校に入っていればオール4は確実につく学力がある。



なんてことは多々ありますよね。



もっといえば、A高校には入れたけれど、あえてB高校に入って良い成績を取り、
指定校推薦の推薦制度を使ってそれなりにいい大学に入ってしまう。



という戦略をとるお子さんもいます。



関西の高校なら、
産近甲龍レベル、関関同立レベルの推薦枠ならだいたいどの公立学校にもあります。



なので、あえて、
定員が割れているような高校を選ぶ。ということも作戦としてはありです。



関関同立レベルの入試問題を8割の正答率で解けるようになるよりも、
偏差値50もない公立高校でオール4以上をとって推薦枠で大学に入るほうが簡単なんですね。



ただし、確実にその枠が取れるという保証はありません。



こういうメリット・デメリットをどれだけ考えるか。



これが大切です。



つまり、学力っていうのは、
みんなは絶対的なものだと思っているんですけど、
相対的なものですし、受験制度が複雑になれば複合的なものだと言えます。



さらにいえば、
学校のクラブに入らずに、外部のスポーツチームに入り、それなりの活躍を見せるなら、
割といい高校、大学に紹介してもらえる。



というのもあります。



※外部スポーツチームは現在乱立しており、
推薦が取れないケースが増えていますので知っておいてください。



スポーツ推薦が取れれば、そんなにいい成績じゃなくても入ることができます。



もっといえば、推薦枠が取りやすいスポーツもあれば、取りにくいスポーツもあります。



さらには、運もあります。



たまたま近くの学校が、サッカーや野球に力を入れようとしていて、
そのおかげで入れたという例もあります。



こういう学校の動向にも左右されます。
逆に、運営費用がかかるから、部活の募集を停止することもあります。



テストの点はもちろん大事ではありますが、
進路を開く力を学力とするなら、それは相対的であり、複合的なんです。



だから、学校の点数を上げるのはもちろん大事ですが、
同時に親御さんはお子さんの進路の選択にどういった方法があるかは常に考えておいてほしいんです。




お子さんのおかれている状況は平等ではありません。



発達障害の有無もあまり関係ありません。



住んでいる地域
男か女か
その学校が内申点がつきにくいのかつきやすいのか
たまたま入ったクラブのスポーツが盛んなのかどうか



こういうことに実は大きく左右されているんです。



時代の影響も少なくありません。



コロナ禍の時には、コロナの影響でたくさんのスポーツの試合がなくなりました。



それによって何が起こったか?



実は、上の学校への推薦を受けられるお子さんが大きく減らされました。



とりあえず、中学3年まで頑張っていれば、
高校はなんとかしてくれた、っていうのがなくなったんですね。その時は。



試合もなく、本人の実力もわからない状態では、
どれだけ今までのつき合いなどがチームと学校にあっても、学校は受け入れられないということです。




そこで、急遽、塾を探すというような子どもたちが増えました。




進路が開けるなら、何かのスポーツを外部チームでやらせるというのも、
大事な大事な選択肢の1つです。



それに依存すると、今年度のようなことがあった場合には苦労するわけですが。




学力というのは複合的なものです。外部要因に左右されるもの、なんです。




そして、成績というのはまわりのレベルでつきやすくもつきにくくもなりますから、
実はとても相対的なものです。



じゃあ、成績がつきにくいならどうするか?というと、
英検なりGTECを取得して、何らかの特典をつけていくという戦略が必要になっていきます。




学力っていうとどうしても公文式のように、
練習して、ステップアップしてっていうものを想像されるんですが・・・・



実は、お子さんの状況によって、自分たちでつくっていく必要があるものなんです。



あえて簡単な高校にいって、内申点を高く保ち、推薦で入る。



これも立派な学力を上げる、という作戦です。




そして、これが発達障害のあるお子さんの過ごしやすさにもつながっていると思っています。




たとえば、自閉症スペクトラムの症状が見られるお子さんなら、
その子の実力よりも1つ下の私立の学校の特進コースを探します。



私立の特進コースは、学校の中で1〜2クラスであり、特別あつかいを受けるからです。



特別あつかいをうけるクラスの中のさらに上位にいれば、
「特別」あつかいになります。



変に発達障害の支援が手厚い、とか、理解のある学校とかに行くと、
発達障害のあるそういう子として見られるんですよ。



そうじゃなくて、その学校の中で特別な子、だと、
個々に応じた配慮を自然としてもらえる上に、きちんと実力をつけさせて受験も大丈夫にさせるという状況が生まれます。



みんなが同じ偏差値くらいに入っちゃうと埋もれますよね。



でも、私立の特進コースなら、特別の中の特別を目指せる。



経済的に不安なら特待生も考える。



高校の名前はちょっと馬鹿にされて、そこから良い大学に入れば、
も結局は大学がその子の学歴になります。



どの私立の学校の特進コースもそれなりの実績は今は出していますから、
特進コースに入っていれば、ほとんど就職活動で馬鹿にされることはありません。


むしろ、企業によっては、各地域の御三家とか四天王と呼ばれる学校に行っている人を嫌がるケースもあります。



そうやって、お子さんの学力を複合的、多面的にといったほうがいいかもしれませんが、
いろいろな角度から見ておくことで、お子さんの進路の選択がいろいろあることを知ることができます。



もしも、こっちがダメでも、あっちがある。



といった保険のやりかたもわかるようになります。



そうすると、余裕を持ってお子さんたちを見ることができます。



お子さんの学力ってこうやって考えると、
実は親御さんの情報量によるんです。



だから、親御さんは勉強してください。



いろんなことにアンテナをはって、特に、大学入試がどうなっているかは考えてみてください。


大学入試の合格者が減るという話
https://toyokeizai.net/articles/amp/261124?display=b&_event=read-body



たとえば、こんな記事を読んで、
大学入試が今どんな変化を迎えつつあるか。



こういうことを知るだけでも、お子さんの学力に対する見方は変わるはずです。



親御さんの情報量がお子さんの学力に影響する。



この意識を持ってくださいね。