

100点の学校を探すのはやめようという話
受験にはいろんな側面がありますよね。
過剰な受験はいけないっていう人から、
受験をきちんとする中で、
お子さんは成長していくっていう人。
ドラゴン桜やビリギャルだって、
受験の中で子どもや家族が成長します。
親として、
私もとてもわかるのですが、
100点の学校を皆さん探そうとします。
でも、100点の学校なんてありません。
逆に、0点の学校もありません。
有名進学校や有名附属校でも、
退学者は出ますし、
不登校でここしかなかったという学校から、
MARCH、関関同立、国公立大学に行くお子さんはいます。
ひろあ塾の方が中学受験をされている際に、
面白いことをおっしゃっていました。
お子さんの併願先候補を探しているときのこと、
○○という学校は特徴がないのが特徴の学校で、
けっこういいなと思いました、と。
こういうニュアンスでおっしゃる親御さんは少なからずいて、
だいたい受験がうまくいくので、そこに行くことはありません。
100点の学校を探さないからこそ、
うまくいくんです。
この学校だったら、
こういう風に過ごすことで、
この学校をうまく使えるな、みたいな。
基本的には、
偏差値が上がれば上がるほど、
自由度は減ります。
偏差値が下がるほど、
自由度が上がります。
もちろん、偏差値が上の学校のお子さんが、
学校の方針にがんじがらめになっているとか、
そういうことではありません。
ただ・・・・
上の学校ほど、
求められる結果がある程度のラインを求められるということです。
主要5教科も副教科も妥協は許されません。
校則はゆるいですけれど。
逆に、
偏差値の下の学校は、
校則は厳しくなります。
でも、
学校が求めてくる成績のラインはけっこう自由で。
得意を伸ばそう。
嫌いな、苦手な教科は、
最低ラインでいい。
みたいになっていきます。
偏差値が上の学校ほど、
学校にあわせなくてはいけませんし、
下の学校ほど、
こちらにあわせてくれる傾向が強いです。
たとえば、偏差値40前後の学校では、
オンライン授業によって、
不登校になりかけたお子さんを、
GW明け
夏休み明け
オンライン授業で、
ある程度の単位をとらせて、
また、学校に来られるようになるまで、いったんオンラインでつないでくれる。
というような試みもしてくれています。
上に行けば行くほど、
学校への登校は自己責任となります。
特徴がないのが特徴というのは、
こちらから求めれば、
そのように学校が動いてくれる余地があるといことです。
特徴がキラキラしている学校というのは、
けっこう学校の言うとおりにしないといけなくなります。
どちらがいいということではなく、
そういうものだということです。
良い悪いではない。
だから、
どんな学校でも先入観を持たずに、
いろんな角度から見る必要があるんですね。
就職に困らない、
関東なら日東駒専レベル以上、
関西なら産近甲龍レベル以上、
どのレベルの私立大学も、
「指定校推薦」ではなく出しています。
だから、
特にこだわりがないなら、
中学受験、高校受験まではしっかり学力を上げておいて、
実際に入る学校のレベルを下げる。
という作戦は、
非常に有用です。
どの学校に入るかよりも、
どの学校でもいいから上位にいると優遇される。
ということがあるからです。
志望校に行くなってことではなくて、
努力して、それなりの結果を出せるようになれば、
どこに行こうが「大丈夫」って話です。
どうしても私は、
志望校に受かるよりも、
落ちた時の準備をしっかりしてくださいっていうタイプになってしまいます。
それは、落ちるお子さんのほうが多いからです。
当日のテストで落ちる落ちないだけではなく、
年度の途中で志望校を下げるも、
ひろい意味で「落ちた」です。
だけど、
それでそのお子さんの人生が、家族が終わってしまう。
なんてことはありません。
必ず、新しい道、進路が待っています。
それでも、努力してきたなら、
途中での進路変更も、落ちたという結果も、
お子さんは多少なりとも傷つきます。
その時に、こっちの道だって素晴らしいんだよ。
逆にこっちがいいくらいだよ。
って親が胸を張って言える準備ができているか。
これが一番大事です。
大切なお子さんのために、
100点の学校を探すのはやめて、
お子さんの進路がどうなっても100点になる。
そんな進路を探していきましょうね。
ひろあ