元教師・現役塾講師のひろあの受験情報サイトです。どんどん変化していくお子さんの受験。現場にいる知見をできるだけお伝えしたいと思い、このサイトをつくりました。


まずは日経ビジネスの記事を紹介します。
「難関私立大学の2021年入試で、大量の繰り上げ合格が出たことをご存じだろうか。繰り上げ合格は合格発表の際に補欠合格者を発表する場合と、不合格だった受験生に追加合格を出す場合がある。受験生にとっては良いことのように思われるが、追加合格が3月末に受験生に伝えられることで混乱が生じる場合もある。この異常な状態を生み出したのは、「コロナ禍」と「国の政策」が原因だ。難関大学で繰り上げ合格が急増した背景と、22年入試での見通しを探った。」
記事はこちらです。
引用記事
「大学入試で「繰り上げ合格」がなぜ急増? 上智は全体の半数近くに」
国の政策が問題としていますが、
国の政策として補欠合格を出しなさいとしたわけではなく、
あくまで国は「大学に入れる人数」を、
事前に公表している定員の数にあわせなさい、と言っているだけです。
あわせないなら、
補助金の交付を減らす、または、やめると言っているわけですね。
これに対して、
名門大学を含む大学は、
補欠合格という形で人数の調整を行いました。
そして、コロナ禍の陰に隠れてしまいましたが、
多くの受験生、受験させるご家庭が、
多大な出費に苦しみました。
補助金ほしさに、
受験生たちに苦労を押し付けておいて、
メディアが騒げば国のせいっていうのは、
ちょっとひどいなと思います。
学費を上げにくいという日本特有の事情があるにせよ、
この問題は本当に深刻でした。
さらに、深刻なのは、
ここからまた補助金の制度が変わり、
2024年度入試でひとつの答え合わせが出ることです。
すでにそれなりの地位のある大学たちですから、
これ以降はしっかりとした入試を行ってほしい。
そう願います。